妊娠しやすい体質・妊娠しにくい体質

 

『妊娠率は年齢で大きく変わる』で触れたように、年齢で妊娠のしやすさは変わるのですが、それだけでなく、体質の問題もあります。妊娠しやすい体質の人もいれば、妊娠しにくい体質の人もいるということです。

 

体質というのは生まれ持ったものというイメージがあるかもしれません。もちろん親からの受け継いだ遺伝などで、どうしても変えられない人それぞれの個人差はあります。でも、今まで暮らしてきた長い生活習慣によって決まったものもたくさんあります。

 

生活習慣によってできた体質は、生活習慣を変えていくことで、少しずつ変えられることもあるので、なかなか妊娠しないという人は、どういう体質を目指すのが望ましいのかを知っておくといいですね。

 

妊娠しやすい体質

どういった体質が妊娠しやすいかというと、当たり前ですが、まずは健康であること、つまり、妊娠するための機能であるホルモンや子宮、卵巣が正常に機能していることが一番重要です。

 

子宮内膜症や多嚢胞性症候群など、子宮や卵巣に病気がある場合は妊娠しにくくなる、というのはもちろんですが、子宮や卵巣に何も病気がなくても、ホルモンバランスが乱れていれば、子宮や卵巣は正常に機能しなくなります。

 

そして、私たちが初めて病院に行った日に看護師さんからまず言われたのが、太っている人は妊娠しにくくなるということでした。(当時、私たちはちょっと太っていました。)

 

妊娠しやすいBMI数値(身長と体重の関係から算出されるヒトの肥満度を表す体格指数)の範囲というものがあるそうです。それによると、太っている人もそうですが、逆に痩せている人でも同じく妊娠しにくくなるようです。

 

ちなみに教えてもらった妊娠しやすい理想のBMI数値は21~22、とのことでした。BMI数値は[体重(㎏)÷(身長(m)×身長(m))]という計算式で出せますが、計算するのが面倒だという人は、自動で計算できるサイトがあるのでそちらで簡単に調べることができます。

 

妊娠しやすい体質・妊娠しにくい体質

太っている人、痩せている人が妊娠しにくい理由

では、なぜ太っている人、痩せている人が妊娠しにくいのでしょうか。

 

太っていると、ホルモンバランスが崩れ、排卵障害が起きやすくなってしまいます。さらに、脂肪は熱を伝えにくいので、冷えの原因になり、血行不良やむくみを引き起こして、血の巡りが悪くなります。(後で触れますが、冷えも不妊の大敵です。)

 

だからといって、いきなり痩せるために過度なダイエットをするのはNGです。激しい運動は身体に負担をかけるため、特に妊活中には好ましくありません。適度な有酸素運動とバランスの良い食事で体重管理を行うようにしましょう。

 

適度な有酸素運動については、血行も良くなりますし、健康的な体作りという面だけでなく、精神的ストレスも減ることから、妊活には特にオススメです。

 

逆に痩せている人は、必要なエネルギーが足りないことから、生理不順や無排卵など、月経が不安定になりがちです。痩せている体型を維持するために、食事制限をしている女性は多いですが、妊娠を考える場合には、多少は太ることも考えるようにしてみてください。

 

また、前述したように、妊娠しにくい体質として、冷え症があげられます。体が冷えていることによって血の巡りが悪くなることで子宮の動きも活発でなくなり、妊娠に必要な女性ホルモンの分泌がうまくいかないといったことが起こります。

 

また、ストレスを溜めないようにするというのも大きなポイントです。ストレスは妊娠の一番の敵と言っても過言ではありません。ストレスが溜まるとホルモンの分泌が悪くなり、やはり妊娠しにくい状態になってしまいます。

 

なお、妊活中は、妊娠できないことが大きなストレスとなってしまうことが多いので、難しいことではありますが、あまり深く悩みすぎないということも大事です。

 

そうは言ってもストレスは溜まると思うので、旅行に行ったり、趣味の時間やリフレッシュの時間をしっかりと取ったりして、ストレス発散を心掛けるようにしましょう。女性が一人で悩みを抱え込まず、夫婦で話し合うのも大切です。

 

そして、妊娠のカギとなるホルモンバランスの乱れを防ぐには、規則正しい生活を送ることが一番の基本です。夜更かしをせずきちんと睡眠をとり、しっかりとバランスの良い食事を摂ることが、子宮や卵巣の機能を正常にしますし、質の良い卵子が作られることにもつながります。

 

同様に、妊活をしている場合は、飲酒・喫煙にも注意が必要です。もともとパタパタはそのどちらもしていなかったので良かったのですが、妊娠を考えているのであれば、飲酒・喫煙は控えるようにしましょう。

 

その他にも、不妊の原因となる性感染症もあります。これは自分で簡単に分かるものではないので、一度は病院でチェックしてもらうと安心です。

 

まとめ

上記の、妊娠しにくい体質にひとつでも当てはまるものがあれば、それを改善していくことで少しでも妊娠しやすい体に近づけていくことはできます。(私たちが試した具体的な改善方法については、別のページで紹介させていただきます。)

 

生活習慣を変えることや、食べ物などで体質改善の余地はたくさんありますが、それだけではやはりどうにもならないものもあって、そのへんはサプリや病院をうまく活用して対応していけばよいのではないかと思います。

 

ここまで女性についてお伝えしてきましたが、もちろん男性もストレスや運動不足によって起こる、精子の減少や質の低下があるとされています。男性もストレスを溜めないようにストレス解消や運動の機会を設け、健康な身体づくりを心掛けましょう。